キューガーデンの勅使門

ENENT


 

初めてキューガーデンを訪れたのは20年前のことだった。”CHOKUSHI-MON“という道標に従って歩いていくと、白いホロに覆われた勅使門があった。立ち入り禁止で近づくことも出来ない。残念、修復中に違いないと思って帰ったが、後にキューの関係者に聞くと、修復費用もないし、このままホロを被せておくだけだとのこと。これはいけないと云うことで英国に住む日本人や英国人の有志が集まって、キュー基金と共同で勅使門修復チャリティー活動が始まった。4年ほどかかったが各方面の協力があり、勅使門は見事に修復された。おまけに美しい日本庭園まで出来て、いまではガーデン内の憩いの場所のひとつとして世界中の観光客で賑わっている。

 

日本で10数年仕事をし米国で2年勉強、そして英国に移って数年が過ぎていたが、金銭では置き換えられない社会的価値(social value = universal value)創造に対する英国社会の寛容さに驚いた。この勅使門修復チャリティーが現在のクロスカルチャーの原点である。

 


 

 

 

 

 

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